2014/03/05 (Wed) 実力差があるのが当然といえる状況だった Category 生活

今のサンフレッチェ広島のサッカーは見ていて本当に面白い。佐藤寿人の動き出しの絶妙さ、２シャドウとのコンビネーション、両サイドの攻め上がり、ボランチの積極的なミドルシュートなど、多彩な攻撃は見る者を飽きさせない。昨日の試合でも、広島らしさが存分に発揮され、早めに点が入っていれば大差がついていても不思議ではなかった。

ただ、広島のサッカーは素晴らしいのだが、相手はアマチュアのチーム、待遇面では雲泥の差があるだろうし、実力差があるのが当然といえる状況だった。だからこそ、本当にＪリーグの王者としての風格を見せるのだとしたら、ゴール後のパフォーマンスは余計だろう。青山の無回転シュートは本当に見事だったし、ようやく取った先取点を喜ぶのも良いが、あんなパフォーマンスを延々見せ付けられたオークランドシティの選手はどう思っただろうか。

同格や格上チームが相手ならば、少々のパフォーマンスも良いかもしれないが、死力を尽くして挑んでくる格下クラスの相手に見せ付けるのはどうなんだろう？ゴールの瞬間はテレビの前で大喜びしたが、パフォーマンスを見ているうちに急速に醒めてしまったし、その後の試合も楽しさが半減してしまった気がした。