2013/08/30 (Fri) 日本人は健康に対する自己評価が低い Category 健康

日本人は健康に対する自己評価が低い、ということが世界22ヵ国を対象とした調査によって判明した。これは市場調査会社の株式会社カンター・ジャパンが実施した「グローバル・モニター」調査によるもの。22か国の16歳以上の男女約2万2000人に「健康をコントロールできているか」10点満点で評価をしてもらったところ、8点以上の高い点数をつけた人の割合は日本は11％で、22カ国中もっとも低い結果となった。平均の41％と比べてもかなり低いことがわかる。もっとも高かったのはインドで、ついでインドネシア、メキシコがベスト3。ちなみにワースト3は日本、韓国、フランスとなっている。

「心の健康（感情・気持ちの安定度）」に対する満足度は日本の8点以上は29％で、23％の韓国に次ぐ低さ。こちらのベスト3はコロンビア、メキシコ、タイで、平均値は49％だった。「身体の健康」に対する満足度も8点以上の割合は日本25％で、こちらも24％の韓国に次いでワースト2にランクイン。ベスト3は中国、インドネシア、インドで、平均は47％だった。

世界各国と比べ、日本人の「健康」に対する自己評価は決して高くないことがわかると同時に、中国やインド、インドネシアなどの新興国では「健康」に対する自己評価が比較的高い傾向にあるようだ、と同社は分析している。

今回調査対象となった22カ国は以下の通り。日本、韓国、中国、インド、インドネシア、タイ、オーストラリア、ロシア、イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、スペイン、ポーランド、トルコ、南アフリカ、アメリカ、カナダ、メキシコ、コロンビア、ブラジル、アルゼンチン